5M-ミスの原因を明確にするためのフレームワーク

5M(5つのM)

 何かミスが発生した時は原因を明確にしなくてはいけません。

 

 人間のミスは大きく5つに別れます。それぞれ頭文字の5つのMをとって、5Mと呼ばれています。

 

 5つのMとは、

  1. Mission
  2. Machine
  3. Management
  4. Media
  5. Man

 です。
 起こったミスを5つのMに当てはめながら確認していくと、原因をハッキリさせることができます。

 

1.Mission

 ”意思や使命感”です。
 「その仕事をやり遂げる意思がきちんとあったか?」、「その仕事の目的を理解していたか?」、「過去にやったことがある仕事だからといって油断しなかったか?」といったことを確認します。

 

2.Machine

 ”機械やツール、パソコンの画面の使いにくさや故障”です。
 「社内ツールが故障していなかったか?」「グループウェアが使いにくくなかったか?」「Ecxelを使い慣れてなかったか?」といったことを確認します。

 

3.Management

 ”管理”です。
 「自己管理を怠っていなかったか?」といったことを確認します。

 

4.Media

 ”情報伝達”です。
 「電話での伝え方が悪くなかったか?」「メールに書いた内容が伝わりにくくなかったか?」といったことを確認します。

 

5.Man

 ”人間の判断、個人的要因”です。
 「体調が悪かったか?」「何かに気を取られていて判断ミスをしたのでは?」「その仕事をするには技術が未熟ではなかったか?」といったことを確認します。

 

 

 繰り返しになりますが、ミスは大きくこの5つに分かれます。5Mをひとつひとつ確認することでミスの原因をはっきりさせます。
 原因がはっきしりしたら、すぐにリカバリーしたり、再発防止策を講じたりしましょう。