会議での決定方法

会議での決定方法

 何かを決めるための会議である場合、その決め方を決めておくことも重要です。決定方法のパターンをメリット・デメリットとともに紹介します。

 

 決定方法として次の3つを紹介します。

  • リーダーによる決定
  • 多数決
  • 効果性と実現性による決定

 

 

決定方法名 方法 メリット デメリット
「リーダーによる決定」 責任を取るのはリーダーの仕事という考え方で、最終的な決定権をリーダーに任せるという方法。 責任が明確。 メンバーから「意見を聞いてくれない」「現場で働く身にもなってほしい」といった不満が出やすい。日頃の信頼関係が試される方法。
「多数決」 賛成した人が多いものを採用するという方法。メンバー全員にはっきりした意見を持たせる。 決め方が簡単。多くの人が納得いきやすい。 少数派の意見を採用しないリスクがある。意見が割れて僅差で決まることもある。納得がいかないので再議論になったりする。
「効果性と実現性による決定」 意見一つ一つを効果性と実現性で評価し、一定の基準で決定する。例えば、”メールマガジンを発行する”という意見があれば、その効果はどのくらいかを「低・中・高」で、実現・実行のしやすさはどのくらいかを「低・中・高」で参加者全員で評価する。いくつかの意見の中から、効果性と実現性の高い意見を選択する。 参加者全員による分析に基づくやり方なので、納得しやすい。 人それぞれ考え方は違うものなので、基準を揃えて議論する必要がある。

参考文献